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インフルエンザ脳症の特徴について

白と青のカプセルと瓶

インフルエンザが引きおこす重大な合併症にインフルエンザ脳症があります。こちらの病気の特徴ですが、インフルエンザを発症してから数時間以内に痙攣・意味不明な言動・意識障害などの神経症状が現れてきます。
何も処置をしないと次第に意識障害が進行してきます。さらに進行していくと腎障害や胃腸障害が起こり重篤な場合には人工呼吸器が必要になる時もあります。
インフルエンザ脳症と同時に発熱による脱水症状も併発する場合があり、その時には一刻の猶予もない時があります。こちらの病気と診断されるには脳CTやMRIによる診断が大切になります。場合によっては脳波の検査を行う場合もあります。
インフルエンザ脳症の治療ですが、まずは痙攣を抑える事が1番大切になります。そのためにセルシンなどのジアゼパムを利用して抑えていきます。脱水症状を起こしている場合には点滴などを使用して脱水症状を改善していきます。
インフルエンザ脳症の原因となっているインフルエンザの治療も行います。タミフルやリレンザなどの薬剤を利用していきます。必要に応じてとなりますが、ステロイド剤を利用した治療を行ったり脳圧を下げる治療を行ったりします。
予後ですが、10年前だと全体の30パーセントの人がなくなり、25パーセントの人が後遺症に苦しんでいました。しかし今ではタミフルやリレンザなどの薬剤の進歩があったり、治療器具の進歩によりなくなるのは全体の8パーセントとなっています。
神経後遺症が出た場合には理学療法士や作業療法士が早期にリハビリに入る事で、神経後遺症はかなり軽く済む場合があります。そのためインフルエンザ脳症がある程度治癒してきたら早めにリハビリに入る事が非常に大切になります。

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